CBDオイルは、健康食品という扱いをされています。
しかし、2019年には、世界保健機構(WHO)が、100に及ぶ疾患に対して、緩和や予防などの有効性が認められると発表しています。
世界保健機構は、CBDの安全性も高く評価するものであると発表しているのです。
すでに、アメリカをはじめとする欧米諸国では、医薬品としての扱いをしている国や地域もあります。
しかも、100近い疾患の有効性の中には、不安による心の不安定が起こす悩みに対しても、効果が期待されています。
近年、世界各国で医療目的などで大麻が合法化されており、日本でも話題になる機会が増えています。 日本では大麻は違法薬物ですが、大麻草に含まれる「CBD」という成分は日本でも合法で、CBDを用いたオイルなど様々なサプリメントが発売されています[…]
CBDオイルをはじめ、大麻由来の健康食品を続けていると、病気にかかりにくいという医療費の統計データもあるほど、可能性を秘めています。
CBDは心の不安に対してどのように作用するのでしょうか。
CBDオイルで不安障害を解消
人間社会で生きる上で、常に何らかの不安や心配と隣り合わせです。
もちろん、色んな不安を感じながらも、生活しなければいけないので、不安を打ち消しながら、必死で生きている人がほとんどでしょう。
しかし、不安が大きくなり過ぎれば、どんなに打ち消そうとしても押し潰されてしまいます。
うつ病やパニック障害など、精神疾患の多くは、不安などのストレスを蓄積することが原因で発症してしまうと言われています。
真面目過ぎる、細かいことを気にし過ぎる、責任感が強すぎる、人にどう思われるのか気にし過ぎるなど、心の病になる人には様々な共通点があります。
しかし、このような性格の人すべてが、心の病になるわけではありません。
やはり、日々のストレスがジワジワと心にのしかかってしまうのです。
CBDの成分には、そんな心の不安をリラックスさせる作用があります。
人間の身体は、リラックスしている状態と緊張している状態では、心拍数や神経機能にも大きなひらきがあります。
リラックスした状態があるからこそ、緊張状態で瞬間的なパワーを発揮できます。
何事もメリハリが大切なのです。
ところが、ストレスを常に抱えていると、必要ない時でさえも緊張状態が続いてしまいます。
不要なストレスは、身体に大きな負担を与え、時にはなかなか寝付けなくなることもあります。
これはストレスによる緊張が原因なので、何らかの方法でリラックスしなければ、心のバランスを保つ神経にまで悪影響を与える可能性があるのです。
CBDオイルが、不安によるストレスの軽減に役立つのなら、ぜひ試してみたいという方は多いのではないでしょうか。
CBDは不安障害に効く
不安障害には、全般性不安障害(GAD)と社会性不安障害(SAD)があります。
いずれも自律神経のバランスが乱れた時に起こる症状なのですが、どのような場面でそうなるのかによって区別されます。
CBDの成分は、緊張など強いストレスを感じた時に優位になる自律神経の交感神経を抑え、リラックス状態の時に優位になる副交感神経が働きやすいように導く作用があると言われています。
不安障害など、精神的な問題で身体に症状が出てしまうのは、神経伝達が上手くいかなくなることが原因です。
その原因は、ストレスが大きいと言われていますが、体調不良や免疫系の病気になった場合も、神経伝達に影響すると考えられています。
CBDは、神経伝達物質のニューロンを上手く機能させるための活性効果があるとわかっています。
神経伝達物質は、送る側と受け取る側が正しく出会わなければ、上手くつながらないのです。
神経細胞が弱っていると、伝達物質が上手く伝わらないので、自律神経の機能が壊れやすくなってしまうわけですね。
そこにCBDが登場すると、弱っている神経細胞を活性化するので、上手く神経伝達物質が出会うことができるのです。
不安障害により、外出できなくなったり、仕事が続けられないという状態が続いてしまう方もいます。
CBDを摂取することで不安障害の症状を軽減させて、精神的な安心感を取り戻すことができるのです。
CBDオイルには副作用はないの
CBDオイルは、麻の種子から搾取したヘンプオイルにCBDの成分を含んでいるものです。
植物性オイルの1つなので、医療用として使われたとしても、薬のような副作用のリスクはありません。
ただ、副作用としての危険が全くゼロなのか…と言えば、そうではありません。
自然界の中に存在する自然植物の中には、毒性を持つ物があり、体質によってはアレルギー反応を起こすものがあります。
CBDオイルも、利用する人の体質や体調によって、副作用に似た反応を起こすかも知れません。
ただ、海外では副作用に関しては、とても安全なものであると証明する研究もされています。
過剰な量を一度に摂取したり、CBDオイルとCBDリキッドを同時に使用するなど、間違った使い方をしなければ、ほとんど問題はないでしょう。
自然由来のものでも、医薬品として扱われる国や地域があるCBDオイルなので、医薬品レベルの注意をすれば、副作用について過度に心配する必要はないです。
気分が高揚する成分は含まれていない
CBDオイルのことを、医療用大麻と呼ぶことがあります。
これは誤解を招きやすいですよね。
実は、大麻には大きく分けて2つの種類があります。1つが上述した医療用大麻。もう1つが嗜好用大麻です。
嗜好用大麻には、ハイ(多幸感)になる有効成分(THC)が含まれており、こちらが多くの人が想像する大麻だと思います。
一方、医療用大麻と呼ばれることもあるCBDには、ハイになる成分は含まれていません。
これが大きな違いです。
海外では、大麻(マリファナ)を合法としているケースがある反面、医療用大麻との区別がつかないまま、安易に使用してしまう人が増えてしまうのも心配されています。
過去には、海外から輸入されたCBDオイルに、大麻特有の多幸感や高揚感をもたらずTHCの成分が微量ではありますが、検出された事例もあったのです。
現在は、CBDオイルの安全性を世界保健機構(WHO)も発表していますし、海外製品も安全性が認められたものが輸入されているので心配はありません。
ですが、大麻(マリファナ)とは無縁の生活を送っている人たちにとって、少し不安があるのは当然のことです。
しかし、CBDオイルには大麻に含まれる高揚感や多幸感を引き起こすTHCという成分が含まれていません。
「もし、輸入品にTHCが混ざっていた場合はどうなるの?」と心配される方は、実績のある輸入業者が販売しているものを選べば問題ありません。
そして、価格を比較して、極端に相場よりも安いCBDオイルを選ばないようにするのもポイントです。
適正なCBDオイルの価格を調べてから、購入しましょう。
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CBDオイルの摂取方法
CBDオイルの摂取方法としては、直接口から摂取する方法と皮膚に直接塗る方法があります。
どんな摂り方をすれば、よりCBDオイルの良さを実感しやすいのか、気になりますよね。
また、美容、健康など、目的によって効果的な摂取方法に違いがあるのかなど、気になる点はいくつもあると思います。
そこで、それぞれの使用方法について、知っておきたいポイントをご紹介します。
舌の下側に垂らす
CBDオイルを舌下に数滴たらして粘膜に浸透させながら飲み込み摂取します。
CBDの成分は、粘膜から毛細血管に入り、身体の中に浸透していきます。
この方法が、CBDオイルの吸収率がもっとも高いので、すぐにCBDオイルの効果を実感したい方は、舌下に垂らす摂取方法がおすすめです。
できれば、舌下に垂らした後は、30秒~1分間ほどそのまま口に含むと、さらに吸収率が上がります。
ですが、CBDオイルには独特の苦みがあります。
舌下は、味覚をすぐに感じるところではないので、一瞬であればそれほど苦みを感じません。
しかし、30秒以上もそのままにしていると、口全体にCBDオイルの味が広がります。
それが耐えられなくて、口から摂るのを諦めてしまう人もいますが、チョコレートやチーズ、ヨーグルトなどの乳製品と一緒に摂取すると、苦みを感じにくくなります。
チョコレートが一番苦みを抑えてくれるので、はじめて試す時は用意した方が良いでしょう。
皮膚に塗り込む
皮膚に直接CBDオイルを塗る方法は、皮膚のトラブルを起こしている状態から改善に導く効果があります。
皮膚がかゆみを起こすのは、神経伝達と密接に関係していますので、CBDオイルが炎症によるかゆみや痛みを緩和します。
CBDをシアバターなどとミックスさせたスキンケア用のCBDオイルも海外では人気があります。
アトピー肌の改善、乾燥性敏感肌、アレルギー性皮膚炎、ニキビ、膠原病の皮膚トラブルなどの改善が期待できます。
普段使っているスキンケア用のクリームに、CBDオイルを混ぜて使うと、少量でも広い範囲に塗ることができます。
また、肌トラブルの改善のためだけじゃなく、身体の不調や不安感の改善としても使えます。
皮膚に直接CBDオイルを塗ると、皮膚から浸透したCBDを、皮膚細胞に存在するCBD受容体がキャッチします。
舌下から摂る方法が難しい場合や、緩やかな作用を長く持続させたい場合には、皮膚に直接塗る方法もオススメです。
簡単に皮膚に塗れるように、リップクリームのように使えるCBDオイルもあるので、外出先でも手軽に使えます。
ドリンクに混ぜて飲む
CBDオイルを舌下に垂らして、口腔内の粘膜から浸透させる摂り方は、吸収率の点で優れています。
しかし、CBDオイルを実際に口にしてみると、クセの強い味に抵抗を感じてしまう人が多いため、お好みのドリンクに混ぜて飲む方法も好まれています。
飲み物と一緒に胃の中で吸収されますが、舌下の粘膜から浸透させる方法と比べると、吸収率の点では落ちます。
吸収されるスピードも遅れるので、効率を考えると最終手段として考えておきましょう。
ですが、苦手な味をガマンして飲み続けるのは、それだけでも小さなストレスになります。
毎日続けることを考えると、ストレスを感じにくい方法として、飲み物と一緒に飲む方法はアリではないでしょうか。
飲み物に入れても、CBDオイルの独特のクセの強い味が気になるという場合は、カプセル加工されたものを購入するのも1つの手でしょう。
吸収されるスピードは遅くなりますが、手軽さから初心者にはおすすめです。
まとめ
CBDオイルには、漠然とした不安を感じながら生きている現代人の心のバランスを整える働きがあります。
今まであまり聞いたこともなかった心の病などは、いつ誰がなっても不思議ではありません。
言葉にできない不安を感じている方は、CBDオイルの効果を試してみるのはいかがですか。