CBDリキッドの正しい使い方を解説します。

ストレス社会の現代では、誰もがうつ病や睡眠障害などの健康問題を抱えるリスクがあります。また、ストレスによって喫煙や飲酒量が増えることもあり、より効果的な健康増進が必要とされています。

こうした健康管理に役立つのが「CBD」という成分で、CBDを定期的に摂取することで夜ぐっすり眠れたり、気分がリラックスして飲酒や喫煙量が減ったり、また慢性痛やうつ病などの様々な疾患にも効果があると言われています。

今回は、CBDについて初めて聞く方や初心者の方を対象に、CBDの基礎知識や効能、またリキッドタイプを中心とした効果的な摂取方法についてお伝えします。

そもそもCBDとは

CBDはごく最近になって日本でも話題になり始め、現在では同成分を含む様々なサプリメントが発売されています。

このCBD、既に米国や欧州では健康促進に役立つ画期的な成分として人気が高く、国内で入手できるほとんどのCBD製品が輸入品になります。

正式名称は「カンナビジオール」と呼び、下記で説明しますが大麻草から抽出される有効成分です。近年では海外でCBDに関する多数の研究が行われており、様々な効能や薬理効果が証明されています。

主にストレスや疲労などで身体がダメージを受けた際、CBDが適切な箇所を修復して身体のバランスを保つと言われており、ユーザーのコンディションに応じた効果をもたらします。睡眠の質を改善したり、リラックス効果、眠気を覚ましたりなど様々です。

CBDは大麻から抽出される成分の1つ

上記でも触れましたが、CBDは大麻草から抽出される主要成分の一つです。大麻というと違法薬物というイメージがありますが、CBDは日本でも合法で、使用しても違法行為にはなりません。

というのも、現行の法律(大麻取締法)では、大麻草の穂と葉、根の所持が違法となっており、それ以外の部分である茎と(発芽しないように加熱処理した)種は規制外です。そして、CBDは主に茎と種から抽出される成分であるため、合法成分として扱われています。

また、大麻は一般的に酩酊感などの向精神作用のある植物として知られていますが、これは大麻草の穂や葉から抽出されるTHC(テトラヒドロカンナビノール)という成分によるもので、同成分は現行の法律で規制されています。

このTHCとCBDが大麻草の2大有効成分ですが、両者の効能はまったく異なります。CBDは摂取しても向精神作用はなく、いわゆる「ハイ」になることはありません。

CBDはどういう効能があるの?

では、CBDがもたらす効果について、もう少し掘り下げてみます。

CBDの効能は摂取する人によって様々ですが、一般のユーザーであればリラックス効果や、夜ぐっすり眠れたり、緊張感の緩和などに役立ちます。

また、様々な臨床実験から得られた結果では、CBDは不安症や中枢神経の病気など、あらゆる症状の改善に役立つ成分であることが明らかになっています。

例えば痙攣や炎症、嘔吐、頭痛や胃痛、慢性痛などの緩和、また食欲不振、うつ病や統合失調症などの精神疾患など、100近くの疾患に対して機能することが示されています。

このため、世界保健機構(WHO)もCBDの有効性を認めており、米国や欧州では医薬品(エピディオレックス)として認可されています。CBDは民間だけでなく、医療でも活用できる「万病の薬」として注目されています。

CBDをどうやって摂取することができる?

CBDの摂取方法は様々で、オイルやカプセルとして経口摂取したり、もしくはリキッドとしてヴェポライザー(電子タバコ)で蒸気摂取するやり方など様々です。

最もポピュラーなのはオイルタイプで、舌下に垂らして粘膜から吸収します。ですが、CBDオイルは野性味の強い苦みがあるので、苦手な方は水やお茶に混ぜて飲むのがオススメです。

また、CBDをクリームとして皮膚に塗り込む方法もあります。皮膚細胞にはCBDの受容体があるため、皮膚の再生をCBDが促進するという研究報告もされています。

関連記事

最近、国内でも「CBD」という成分を用いたオイルやリキッドが、徐々に広まっています。 まだ流行り始めたばかりなので初めて聞く方もいるかもしれませんが、実はCBDは大麻草から抽出される成分の一つです。 大麻というと麻薬のイメージがあります[…]

CBDは大量に摂取しても効果が一定以内であるため過剰摂取の心配がなく、依存性や中毒性もないため、誰でも安心して使用できます。

CBDリキッドの正しい使い方

ですが、CBD製品は往々にして高額(オイルであれば4,000円~10,000円程度)なので、コスパ重視の方であればリキッドがオススメです。

リキッドを蒸気摂取する際、内臓を通らずに血管から直接CBDを摂取するため、経口摂取に比べてCBDを約4倍多く摂取できるというメリットがあります。

吸う際のポイントとして、呼吸をしばらく止めて、蒸気を肺に溜めておきます。これによって蒸気内のCBDを無駄なく摂取できます。

摂取量は1日25mgが目安

CBDの摂取量には基本的に上限はありませんが、一般的なユーザーであれば一日25mg位がベターと言われています。

ユーザーの年齢や体重、CBDの経験量などに応じて異なるので一概には言えませんが、大抵の方であれば25mgを摂取すれば睡眠の質が改善したことに気づくはずです。

ですが、理想の摂取量はユーザーによって異なるため、まずは少量から始めて、そこから少しずつ量を増やしていくことで、最適な摂取量を見つけるのがオススメです。

また、CBDはユーザーのコンディションに応じて一定の摂取量を超えると効果が低下するため、たくさん摂取すればいいわけではないことも念頭に置いておきましょう。

使用前にリキッドを振る

CBDはたまにボトル内で結晶化して底に溜まったり、ドロドロの状態になることがあります。

CBDリキッドは分離や結晶化を起こしやすく、CBDが容器内に残ってしまうことがあります。このため、使用前にはボトルをしっかり振りましょう。

この他、分離・結晶化を起こしたリキッドを溶かすために、お湯で温める方法があります。鍋やケトルなどでお湯を温めておき、その中にチャック付きの袋(ジップロックなど)で密封したCBDボトルを入れます。

お湯の温度は沸騰しないぐらいの湯加減で、少し沸騰し始めたぐらいがベターです。ここに袋入りのCBDボトルを30分ほど入れておくと、その熱でボトル内のCBDがきれいに分解されます。

デバイスを用意してセッティング

CBDリキッドを摂取するためには、リキッドを蒸気化するためのヴェポライザーが必要です。一般的に「Vape」とも呼ばれており、Amazonや楽天で様々な種類が購入可能で、価格も2,000円~5,000円程度と様々です。

ヴェポライザーを選ぶ際のポイントとして、「CBD専用」と表記してあるものを購入しましょう。というのも、CBDリキッドは電子タバコのリキッドと比べて粘着性が強いため、電子タバコ用のヴェポライザーを使うと故障することがあります。

また、リキッドを気化するための十分な温度を得られなかったり、気化時に有害物質が発生して喉や舌を刺激することがあります。

ヴェポライザーは様々なパーツで構成されており、リキッドを入れる部分の「アトマイザー」や、加熱する部分の「コイル」があります。コイルは繰り返し使うと消耗するため定期的に交換する必要があり、この他にも抵抗値の異なるコイルや、様々な種類のアトマイザーに替えることで、蒸気の量や味などを調節できます。

このように、Vapeの世界は非常に奥深くてマニアックである為、パーツ一つ一つにこだわり抜くユーザーもいます。

ですが、初心者の方であれば、手軽に使えるペンタイプやスティックタイプのほうがオススメです。この他、CBDリキッドと簡易なヴェポライザーがセットになったスターターキットも発売されており、デバイスの選択で迷ったり失敗する心配がありません。

関連記事

CBDによる様々な効能をいち早く実感する方法として、ヴェポライザーを使って吸引する方法があります。 CBDリキッドの濃度も好みによって選択できたり、好きなフレーバーを選べるなど、CBDオイルよりも使いやすいと好評です。 ですが、これまで[…]

デバイスの温度管理を行う

また、ヴェポライザーを選ぶ際のもう一つの基準として、温度調節機能(TC機能)の付いた製品を購入しましょう。

というのも、CBDは加熱する温度が高すぎると燃焼して成分が消えてしまい、燃焼温度は230℃と言われています。CBDの気化温度は160℃~180℃で、それ以下の温度だと十分に気化できず、香りのみを吸い込むだけでCBDが無駄になってしまいます。

このため、デバイスをリキッドに適した温度に設定する必要がありますが、適切な設定温度はリキッドによって異なります。

CBDリキッドは大きく分けて2種類あり、CBDのみを含んだ「単一仕様」と、CBD以外の様々なカンナビノール(THCを除く)や、テルペン、タンパク質などを含んだ「フルスペクトラム仕様」があります。

単一仕様であれば180℃ぐらいに設定し、フルスペクトラムであれば200℃~220℃ぐらいが目安です。これはテルペンに含まれるリナロールという化合物の気化温度が198℃であるためですが、適切な温度管理によってリキッドの成分をより効率的に吸収できます。

また、TC機能付きのヴェポライザーの長所として、設定した温度を自動で一定に調節してくれます。パフボタンを押しっぱなしにしても設定温度以上を超えないため、CBDを無駄にしたり、リキッドを加熱し過ぎる心配がありません。

ゆっくり吸ってゆっくり吐き出す

ヴェポライザーの基本的な使い方は、リキッドをアトマイザーに装填して、スイッチを入れると発熱してリキッドが気化されます。そしてパフボタンを押したまま吸引すると、ミストが口の中に流れ込みます。

CBDリキッドを吸う際のポイントとして、ミストを一気に吸い込むのではなく、大体5~7秒ぐらいかけてゆっくりと吸い込みます。吸う前に深呼吸をして、酸素を身体から排出しておくと吸いやすいです。

そして上記でも述べましたが、肺の中に10秒ほど溜めて、CBDを体内にしっかり吸収します。後は同じく5~7秒ほどかけてゆっくりと吐き出しますが、途中で呼吸が苦しく感じてしまうかもしれません。

その場合は、吸う・吐く時間や溜める時間を少しずつ延ばしていけば大丈夫ですが、より長く時間をかけて吸ったほうが、効率的にCBDを摂取できます。

吸い込む時間が短すぎると十分な量のCBDを吸引できないので、ゆったりとリラックスした気分で吸うのがコツです。また、初心者であればゆっくりと短く、小刻みに吸うほうが、息が苦しくならずに済みます。

CBDリキッドでは爆煙は禁止

ヴェポライザーというと、電子タバコのように大量のミストを一気に出すという、いわゆる「爆煙」のイメージがありますが、CBDリキッドの場合、爆煙は禁物です。

リキッドを一気に吸収すると、ヴェポライザー内部のリキッドが加熱され過ぎて、高温の煙を吸い込んでむせたり、喉や口内をヤケドする恐れがあります。実際に経験のある方であれば分かると思いますが、本当に煙が熱いので危険です。

また、現在ではハイパワーの爆煙用のヴェポライザーも発売されていますが、こちらは一度に大量のリキッドを気化するため、CBDがミストの中にきちんと含まれない場合があります。

こうした理由から、CBDリキッドを吸う際は、「ゆっくりと、ゆったりと、まったりしながら吸う」ことを意識すると、よりCBDの効果を実感しやすくなります。

MedleafでオススメのCBDリキッドはこちらから⬇️

関連記事

CBDをVAPE専用のリキッドで摂取する方法は、いくつかメリットがあります。 第一に、生体利用効率が高いということ。CBDオイルで摂取するより多くの量が体にめぐります。 ほかにも、コスパがいいのもメリットとしてあげられます。 今回はMedl[…]

【完全版】おすすめのCBDリキッドをコスパ、濃度といった基準でご紹介!

まとめ

大麻由来の天然化合物であるCBD、ごく最近になって日本でも流行り始めたので、名前を初めて聞く方も多いと思います。

大麻というと麻薬というイメージがありますが、CBDは摂取しても酩酊作用などはなく、また日本でも合法な成分なので、サプリメントとして安全に摂取できます。

CBDの効果は様々で、快適な睡眠やリラックス効果、また疲労回復を始め、様々な症状の改善に役立つことが証明されつつあり、海外では医薬品としても承認されています。

オイルタイプやカプセルなど、様々な種類のCBD製品が発売されていますが、特に人気の高い摂取方法がリキッドです。他と比べてコスパが良く、またヴェポライザーの奥深さもあることから、国内でもユーザーが急速に増えています。

手軽にリラックスできるだけでなく、健康増進にも役立つ画期的な成分なので、是非一度試してみることをオススメします!

MedleafがオススメするCBDリキッド

Medleafがオススメする+WEEDのCBDリキッド!MADE IN JAPANのCBDリキッドでもちろん合法です!安心してご利用頂けます!また、このCBDリキッドにはニコチンやタールといった有害物質は一切含まれていません!あなたもCBDを試してみては!?

最新情報をチェックしよう!