ヘンプオイルはリウマチに効果があるのか徹底解説!

ヘンプオイルは、オーガニック志向、ナチュラル志向の生活を心がけている方たちが愛用しています。

ヘンプオイルはスーパーフードとして世界中で愛されているのですが、昨今では医療用大麻として注目されるCBDという成分の薬効との関係について興味を持っている方が増えています。

大麻に含まれるカンナビノイド(CBD)には、がん、てんかん、アルツハイマーなどの治療が難しい病気の症状を緩和する効果があることが判明しています。

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女性に多いリウマチにも、CBDを使った治療が行われている事例もありますので、ヘンプオイルにもリウマチの治療に効果があるのではないか?と考えている方が増えているのでしょう。

リウマチにヘンプオイルがどのように働きかけるのか、詳しくチェックしてみましょう。

リウマチとは?

リウマチという病気は、名前は知っているけれど、原因や症状はよく理解していない人の方が多いと思います。

ですが、リウマチの患者さんは非常に多いのです。

日本だけでも100万人のリウマチ患者がいると言われています。

年齢層は30代以降が多く、男女ともに発症しますが、女性の方がかかりやすい病気です。

リウマチは、手の指などの関節に痛みが出たり、関節が変形してしまう症状が出るため、関節や骨の病気だと思われています。

しかし、関節や骨の病気ではありません。

リウマチは、自己免疫疾患の1つです。

自己免疫疾患に膠原病(こうげんびょう)という病気があります。

似たような性質を持つ病気の総称を膠原病と言います。

膠原病は原因がわからない全身性の症状が出る病気で、難病指定されている病気も含まれます。

関節リウマチは、膠原病の中でも比較的知名度があり、一般的にも知られていますが、他にも10種以上の病気が膠原病の対象となっています。

・全身性エリテマトーデス
・全身性硬皮症
・多発性筋炎
・皮膚筋炎
・混合性結合組織病
・シェーグレン症候群
・結節性多発動脈炎
・大動脈炎症候群
・悪性関節リウマチ
・再発性多発軟骨炎
・ベーチェット病
・成人ステイル病
・乾癬性関節炎
・反応性関節炎
・強直性脊椎炎
・原因不明熱
・サルコイドーシス

以上のように、関節リウマチの他にも、原因不明の自己免疫疾患は膠原病の対象になるのです。

関節リウマチの症状が出た患者さんが、他の膠原病を併発することもあるので、リウマチの進行を抑える治療をしても、ほかの膠原病のリスクがなくなるわけではないので、怖い病気です。

また、リウマチは遺伝性の高い病気だと思われていましたが、自己免疫疾患なので、必ずしも遺伝が強く影響するわけではありません

ただし、自己免疫疾患は、自分自身の免疫細胞が何かの原因でエラーを起こして発症します。

本来の免疫機能は、外部から侵入するウイルスなどの有害なものを攻撃して、身体を守ろうとする機能です。

それがエラーを起こしてしまい、自分の身体を攻撃してしまうのですから、性格や生活習慣などで発症しやすい可能性があります。

そのせいで、遺伝の影響がある病気と思われてきたのでしょう。

関節リウマチの場合は、主に手指の第二関節の部位を攻撃して、炎症を引き起こします。

そのため、関節が腫れて上手く指が動かせなくなったり、痛みが続いてしまったり、関節のカタチが変形してしまうのが主な症状です。

なぜ免疫機能がエラーを起こすのか、その直接的な原因は、まだはっきり解明されていません。

それが解明されれば、リウマチの治療も簡単になるのでしょうが、現在はまだそこまで研究が進んでいないので、症状を進行させないための治療をします。

リウマチは、ストレス、過労、出産、喫煙などが影響すると言われていますが、それもどの程度の影響なのかわかりません。

細菌に感染して、それがきっかけになって免疫機能にエラーを起こしてリウマチを発症することもあるので、何がきっかけになるのかわからないのが怖いのです。

リウマチの治療はどんどん進化していますが、一度発症してしまうと、何十年も治療を続けなければいけないほど長く付き合う病気です。

もしも発症してしまったら、早い段階で症状が進行しないように、自分自身の生活環境を見直して、進行を防ぐように心がけることが大切です。

では、ここからはリウマチにヘンプオイルがどのように働きかけるのかご説明しましょう。

そもそもヘンプオイルって何?

ヘンプオイルは、食用の健康オイルとして販売されています。

ヘンプオイルは、ヘンプの実を搾って採取したオイルのことです。

ヘンプシードオイルというのもありますが、これはヘンプの種子を搾って採取したオイルのことです。

そもそもヘンプとは何か疑問に思った方もいると思います。

ヘンプとは、麻のことです。

大麻草も麻なので、ヘンプオイルやヘンプシードオイルの原料は大麻と同じものです。

大麻は日本では禁止されている薬物なのに、堂々と食用油として売っているのは不思議に思われるかも知れません。

ですが、ヘンプオイルの原料として使用される実や種子は、大麻の持っているTHCという精神に影響を与える成分が含まれないため、安全性は証明されています。

ヘンプオイルとCBDオイルの違い

ヘンプオイルは、麻を原料としているため、CBD成分を含むオイルとして認識している人も多いようです。

実際にヘンプオイルとして販売されているのに、CBD成分が含まれているものもあります。

ヘンプオイルとCBDオイルは、ハッキリとした線引きのできるものではなく、ヘンプCBDオイルとして販売されているものもあるほど曖昧です。

なぜそんなハッキリしない感じになってしまうのか、その原因は大麻に対する法律の扱いに違いがあるからです。

日本では、ヘンプオイルの原料になるのは実と種子だけ。

そしてCBDオイルの原料に使える部位は茎だけに限定されています。

葉や花の部分には、THCという精神作用のある成分が含まれる可能性があるので、使用できないことになっています。

花の部分には、CBDの成分が豊富に含まれるのですが、危険な成分も混入する恐れがあるので、使用できない決まりになっているわけです。

つまりは、ヘンプオイルとCBDオイルは、明確に区別できるものではなく、ヘンプオイルにCBDの成分が含まれるものもあります。

もしもCBD成分を使用したくないのなら、ヘンプオイルの成分表をチェックする必要があります。

ヘンプオイルとCBDオイルを区別するポイントは、大麻由来のCBD成分の有無で判断するしかないのです。

ヘンプオイルでリウマチを解消

ヘンプオイルには、必須脂肪酸が豊富に含まれています。

オメガ3、オメガ6、オメガ9のバランスが絶妙なので、スーパーフードとも呼ばれます。

健康維持の効果が期待されるヘンプオイルですが、リウマチの症状を解消できるのでしょうか。

ヘンプオイルとCBDオイルを分けて考えて、リウマチの症状の緩和や進行の予防効果についてご説明します。

ヘンプオイルはリウマチに効くのか?

健康に役立つオイルとして話題になった亜麻仁オイル、荏胡麻オイルと同じく、ヘンプオイルも素晴らしいオイルの1つです。

必須脂肪酸の他にも、ミネラルが豊富で、少量の摂取でも健康増進効果があります。

ですが、CBD成分を含まないヘンプオイルには、リウマチの炎症や痛みを軽減するような作用はありません。

ただ、血液をサラサラにする効果によって、身体の中の巡りを改善できるので、食生活の乱れなどで身体に負担をかけ続けているような状態には、おすすめしたいオイルです。

また、ヘンプオイルを健康のために継続していると、食事制限しなくても太りにくくなったとか、コレステロール値が改善されたという嬉しい効果を感じている方も多いようです。

リウマチのように、原因がハッキリしない病気は、身体の中のバランスを整えることが予防になります。

広い意味では、ヘンプオイルを摂取するのは、リウマチを含めて様々な病気の予防に役立つのではないでしょうか。

CBDオイルはリウマチに効く?

ヘンプオイルではなく、CBDオイルとして生産されたものには、CBD(カンナビジオール)が含まれます。

CBDを医療用として使うのは、免疫力を高めたり、免疫機能を整えたり、自然治癒力を高めたりする効果が期待できるからです。

免疫力、自然治癒力というのは、もともと人間の身体に備わっている機能です。

その機能が弱まったり、バランスを崩したりすると、リウマチのような自己免疫疾患を発症しやすくなります。

身体の中の細胞が変化して、がん細胞となるのも、体内の中で起こることなので、CBDオイルを様々な治療に使う国や地域が増えているのも、当然の流れなのかも知れませんね。

また、CBDには炎症を鎮める働きもあるので、関節などに炎症を起こすリウマチの症状をやわらげるためにも、使ってみようと考える人が増えているのです。

大麻由来の成分だとしても、CBDは精神作用を起こし、依存させるTHC成分とは違います。

副作用の心配もなく、安全性が確認された成分なので、長く治療を続けなければいけないリウマチ患者さんは、CBDオイルを利用してみる価値はあるのではないでしょうか。

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大麻成分のてんかん新薬が国内臨床試験へ

リウマチの治療とは違いますが、大麻成分の安全性と医療面での利用の可能性を感じさせるニュースが2019年の春に発表されました。

治療の難しいてんかんの治療に、大麻成分を含む薬の開発が本格化したのです。

アメリカではすでに承認されて、実際に医療現場で患者に使用されているのですが、日本ではまだ臨床試験の申請の段階です。

日本国内のてんかん患者の中でも、薬による治療が難しいてんかんの患者は8,000人ほどいるとされています。

抗てんかん薬だけで日常生活を送れる人もいれば、治療が難しい患者も少なくないのです。

大麻成分だからダメ!という今までの考え方が少しずつ変化しているのは間違いないようですね。

ただし、医療用大麻が国内で使用できるようになったとしても、禁止薬物としての大麻の使用は許されないので、そこは誤解のないようにしなければいけません。

難治性のてんかん治療薬に使われる大麻成分は、CBDです。

精神作用を引き起こすTHCは含まれないからこそ、臨床試験が可能な道筋が見えてきたのではないでしょうか。

まとめ

大麻取締法に触れるような成分を使ったものは、ヘンプオイルやCBDオイルとして市販されていません。

医療機関で使用されるかも知れないものも、違法な成分を使用していないことが条件なので、法に触れることを心配する必要はなさそうです。

リウマチの症状をやわらげるために、大麻成分を使ってみたいと思われた方は、ヘンプオイルよりも、CBDオイルを使ってみてください。

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